バックナンバー

2007年8月3日(金) 公約の重み


私は20歳、18歳、16歳、10歳の子をもつ、4児の母です。十歳の娘が幼稚園に通っている時に、教育施設の真南に高層マンション建築の計画が持ち上がり、私は、「子どもたちのお日さまを守る会」の会長として、約一年半、日照権闘争をして参りました。「本当の弱者が、救われない。」このことを目の当たりにして、私は、本年4月の統一地方選挙に、初めて挑み、県議会議員に当選をさせて頂きました。
定数1に対して、4期目を目指す現職の方との一騎打ちでしたので、私は、全力で走りぬきました。とは言うものの、政治に無縁であった普通の主婦でしたので、決意をしてからは、河村たかし衆議院議員の秘書となり、指導を受けながら活動をして参りました。支えてくれた応援団も、ごく普通の主婦ばかりで、素人集団の手さぐり選挙戦が展開されました。しかし、この手さぐりは、本当の生活者の声を、真正面から受け取り、反映させるものでしたから、どの候補者にも真似ができないほどの、心ある活動、そして心の底からの訴えができました。
この選挙区が愛知県の最重点地区と位置付けられ、マスコミのカメラが常に入る中、私は、河村代議士と二人三脚で、自転車街宣や、辻立ち、支援者挨拶などを繰り返し行いました。サラリーマンの妻、子育て中の母、そして普通の主婦の目線で、納得できないことを、一つずつ、改善していくことが、私の使命と思い、公約には、議員特権である「費用弁償の廃止」と「政務調査費の一円からの領収書公開」を掲げました。今回の選挙は、「政治とカネ」、まさしく私の公約が、そのまま争点となり、私は、みなさまのご支持を得て、議会に送り出されました。
愛知県は、現在、報酬のほかに、費用弁償として、議会会期中に登庁するごとに、15000円(地域により上限19600円)が県会議員に支給されます。私は、費用弁償を受け取らない方法として、「費用弁償を考える会」という別口座を作り、私を経由せず、県から、直接、入金される形をとりました。費用弁償の原資は、県民みなさまの血税ですから、このお金は誰のものでもありません。通帳は公開し、いずれ、(制度が改正され)県に償還できるその日まで、口座に凍結されることになります。この手法は、全国初の試みですが、いつか、費用弁償の制度が廃止され、「費用弁償を考える会」自体が無くなるように、他府県とも連携をとり、活動をして参ります。
政務調査費は、毎月50万円が会派に支給され、その中から、上限40万円が、議員個人に、領収書に応じて、支給をされております。この領収書は、現在、非公開になっており、県民のみなさまに見て頂くことができません。税金を支払う側が、一円の誤差もなく徴収をされているのですから、使う側は、それ以上に慎重に、そして明確にする必要があると思います。使途基準も不明確な点がありますので、私自身も、間違っている使い方をしているのかもしれません。ですから、なおのこと、領収書を公開して、みなさまの判断を仰ぐ必要がある、と私は考えております。
子供のころ、間違ったことをして親に叱られたという経験は、誰もが持っていると思います。叱られて気づき、そして学習をして成長をしていくのです。大人でも、間違いはあります。大切なことは、その間違いを、改めることであり、特に行政にメスを入れていく立場の議員であれば、まず自らが、襟を正すべきです。これこそが、みなさまから信頼をしていただける第一歩なのではないでしょうか?
私は、間違っていることには、はっきり「ノー」と言える県民の代表であると同時に、「佐藤ゆうこを応援して良かった。」と思ってもらえるような議員でありたい、と思っています。
「普通の主婦」が支持を得たということは、今、最も必要とされていることが、「普通の感覚」だということです。
「政治とカネ」…この言葉が、いつか忘れ去られることを信じて…

[最新版]

Akiary v.0.61